放射線科
放射線科のご案内
当院の放射線科ではX線撮影、CT、MRI、骨密度検査などを中心に行っております。
その他、特殊造影検査や回診用X線撮影装置で病棟でのポータブル撮影も行っております。
CT、MRI、骨密度の検査は当院の患者様だけでなく、近隣のクリニックや施設からも数多くのご依頼を頂いております。
X線検査
・X線を人体に照射し、各組織を通過してきたX線量の違いを画像として表示します。
・空気などのX線が通過しやすい部分は黒く、骨などのX線が通過しにくい部分は白く写し出されます。
・肺や腹部の状態、骨折の有無などを見たい場合などに行われることが多い検査です。
当院のX線検査装置
【富士フイルム社製 Radnext50】
当院のX線検査装置
【富士フイルム社製 Radnext50】
CT検査
・CTは『Computed Tomography(コンピュータ断層撮影画像)』の略で、X線を使って体の断面を撮影する検査です。
・CTは体内の様々な病巣を発見することができ、頭部、肺などの胸部、肝臓、膵臓などの腹部、腰椎、股関節、手関節など
全身の撮影が可能です。
・CT検査には単純検査と造影検査があり、造影検査は腕から注射をし、造影剤を注入しながら撮影をします。
・当院のCTでは、金属インプラントによるアーチファクトを低減を実現し、今まで金属アーチファクトで見えなかった部分が
描出されるようになりました。
当院のCT検査装置
【GE社製 Revolution Maxima 64列】
当院のCT検査装置
【GE社製 Revolution Maxima 64列】
MRI検査
・MRIとは、Magnetic Resonance Imaging(核磁気共鳴画像)の略で、磁場と電磁波を使って体の断面を撮影する検査です。
・MRIはCTとは異なり、磁力を使っているため放射線被ばくが無いことがメリットですが、大きな音と長い検査時間が必要と
なるなどデメリットもあります。
・MRIは全身に対して優れた検出能を持っており、中でも頭部、脊椎、関節、骨盤部などに高い能力を発揮します。
造影剤を使うことなく血管の画像を撮影することもできます。
当院のMRI検査装置
【GE社製 SIGNA Creator 1.5T】
当院のMRI検査装置
【GE社製 SIGNA Creator 1.5T】
[MRI検査時の注意事項]
・心臓ペースメーカー、埋め込み式除細動器、神経刺激装置、人工内耳、磁力で装着する義眼、水頭症による圧可変式バルブシャントがある場合は検査できません。
・人工関節やその他の体内金属で素材不明の場合は、検査出来ない場合があります。
・入れ墨やアートメイク、マスカラ、アイシャドウ、カラーコンタクトは素材に金属が含まれている可能性があり、変色や火傷の恐れがあります。
そのためカラーコンタクト(サークルレンズ含む)は検査前に外して頂くか、着用せずにお越しください。
・ヒートテックなどの機能性肌着も検査中に発熱の可能性がありますので、検査前に着替えて頂くか、着用せずにお越しください。
・閉所恐怖症や強い痛みがある場合は撮影部位によっては検査出来ない場合があります。
・ニトロダームやニュープロパッチ等の貼付薬は火傷の可能性があるため、外して頂きます。
・その他、時計、携帯電話、ヘアピン、カツラ、カイロ、エレキバンなどは撮影部位に関係なく全て外して頂きます。
何か心配なことがあれば担当者にお伝えください。
X線骨密度検査(DEXA法)
・DEXA法とはdual-energy X-ray absorptiometry法の略で、2種類のX線を骨に照射し、骨と他の組織との吸収率の差を
測定して骨密度を計算する方法です。
・当院では寝台に仰向けに寝て頂き、腰椎と股関節の2か所で測定します。
測定結果イメージ
【富士フイルム社製 ALPHYS LF】 |
測定結果イメージ |
その他の検査装置
【富士フイルム社製 CUREVISTA Open】
外科用イメージ
【GE社製 OEC One】
回診用撮影装置
【島津製作所社製 MobileArt Evolution MX8 Version】
X線透視装置 【富士フイルム社製 CUREVISTA Open】 |
外科用イメージ 【GE社製 OEC One】 |
回診用撮影装置 【島津製作所社製 MobileArt Evolution MX8 Version】 |